EQJEエバークエスト日本語版 (エバークエスト ~ザ・シャドウ・オブ・ラクリン~ アーケード)

EQJEエバークエスト日本語版

Date: 2017-05-22 05:01

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 冒険フィールドには広大で、別の大陸からは船で現実時間の75分かかるなど実際に旅をしているかのような「冒険」が味わえた。プレーヤー達は生まれ故郷はばらばらで、徐々に大きな街へと集まっていく。レベルが上がれば故郷への行き来が楽になり、自分の「行動範囲」からも成長が実感できた。グラフィックスはシンプルだが味があり、各地域によって様々な怪物が闊歩しており、新しい地域へと向かう度、驚きが待っていた。

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 「エバークエスト」では69のクラスがある。だけどウォーリアーとしての道を求める僕にとって、第6の興味はウォーリアーであって、パーティーで他のプレーヤーの役割やスキルを学ぶ機会はあっても、それに対してウォーリアーとしてどう対応するかという視点でしか見なくなっていった。ウォーリアーは魔法に全く無縁のクラスで、特に魔法使い系の職業は、どのクラスがどういった魔法を使えるか、細かいところはよくわからなかった。「エバークエスト」で僕は“魔法というものへの驚嘆”をいくつも味わった。

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 優れたキャラクターの能力は、他の職業の人に驚きをもたらす。仮想世界でありながら、本物の戦士に、魔法使いになれたような気持ちが味わえ、さらに友人の能力に改めて驚かされるという、独得の体験ができる。僕も魔法の数々に驚かされたように、戦士として仲間を守って感謝され、その能力で驚かさせた体験もある。仲間から求められ、応え、そしてそれを超える爽快感。この繰り返しはオンラインゲームの醍醐味だと思う。

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 「エバークエスト」は6人パーティーで異なる職業のプレーヤーキャラクターが力を合わせる、というオンラインゲームの基礎となった作品であり、そのバランスが絶妙だった。プレーヤー達は自分の役割を果たすために情報交換をし、プレーヤースキルを磨いていった。各プレーヤーが職業を体得していくという意味で、本作はまさに「ロールプレイング(役を演じる)ゲーム」だったと思う。

 僕がこの作品でプレイしたのはウォーリアー。パーティーの盾となるクラスで、自分に攻撃を引き寄せ、自分が殴られている限りパーティーは安全、というクラスだ。敵を攻撃して仲間の場所までおびき寄せたり、他の仲間に向かった敵をこちらに引き戻したり、殴られている仲間をシールドスキルで守ったり、「頼れる盾役」を目指していった。

 今でも強く印象に残っているのが、ウィザードの「レビテーション」の魔法だ。巨大な湖のマップで、いつもは小舟に乗って長い距離を移動しなくてはならないのだが、ウィザードにかけてもらった魔法で空中に浮き上がり、さらに空の上を「走る」事ができ、地上を走るのと変わらない速度、そして最短距離で、湖を横断できたのだ。まさに空中浮遊。こんな魔法があることすら知らなかった僕は、本当に「奇跡を目にした人」そのものだった。目の前の魔法に本当に驚かされた瞬間だ。

 もちろん、「ベリーパイ」など現実でも美味しそうなメニューもたくさんあるが、ゲテモノメニューは強烈だった。料理を作ってもらうために友人と一緒に材料を集めるのだが、“ファイアビートルの目玉”のアイコンは神経が繋がったままの目玉の絵でかなりエグかった。「これを食うのか……」と思いながらも、いかにもファンタジー世界の料理っぽくて、感心した記憶がある。

 ウォーリアー、クレリック、シャーマン、レンジャーなど69の職業があり、各職業がそれぞれの特色を活かし、パーティーで戦わなくては敵を倒せないバランスになっており、強い結束と息のあった連携が求められる。パーティーは最大6人で、集まったプレーヤーで戦い方は微妙に異なってくる。その中で他のプレーヤーの力を引き出し、自分の持ち味を最大限に活かすかがプレイの醍醐味となる。また、複数のパーティーで強大な敵に立ち向かう「レイド」システムは本作が元祖だと言われている。

 もう6つ、魔法の不思議さに驚かされた経験はエンチャンターの友人の「変身魔法」だ。友人はスマートなダークエルフの男性で、赤いローブがダークな雰囲気にぴったりだった。エンチャンターは敵を眠らせたり、弱体化魔法のエキスパートで、パーティーの人気職。彼と組んでいると、すぐに狩りのパーティーが作れる大事な“相棒”だった。

 面白いのは、プレイを重ねていくことで僕自身が「ウォーリアーとしての役割」に目覚めていくことだ。周りの仲間も盾役として僕のキャラクターを頼りにしてくれることがわかる。クラス制のMMORPGはゲームの中で求められる役割を、プレーヤー自身が自覚し、そして仲間に貢献するために突き詰めていくのが楽しい。ネットや仲間からよりうまい戦い方、強いアイテム、そしてゲーム内でのプレイのコツを学んでいった。