パンプキン・シザーズ - 登場人物 - Weblio辞書 (もっと もえがく イェーガー)

パンプキン・シザーズ - 登場人物 - Weblio辞書

Date: 2017-05-22 08:01

More video about «もっと もえがく イェーガー»

    外交的には西方諸国同盟(ネビュロ)の一角として、その技術力・軍事力を背景に君臨する。隣国フロスト共和国との関係は歴史的にも非常に悪く、先述のように現在は停戦中と言えど、共和国との戦争とその影響が本作のテーマのきっかけとなっている。また、変動する時代において技術力の優位性などが徐々に失われており、「停戦に持ち込めたこと自体が奇跡だ」と言われるくらいに、その国際的地位は揺らいでいる。

    本作の主な舞台。国家元首として 皇帝 がいることはわかっているが、作中にて正式な国家名称および政治形態などの説明が無いため詳細は不明。国旗には羽を広げた ロック鳥 が描かれている。 元老院 が置かれているが皇帝の独断で停戦条約を結んだような描写から、皇帝の権限はかなり大きいと推測される。また、陸軍のシステム、税務署や郵便制度などの行政システムを見る限り近代的ではあるが、封建制度が残っているのも特徴で領地持ちの貴族も存在する(詳しくは「貴族」の項を参照)。国政を司る貴族は、軍が国政に口を挟もうとしていることを良く思っておらず、純粋な貴族からなる政府と平民もいる軍部の仲は良くない。

    国内の状態はフロスト共和国との戦争によって疲弊しており、停戦から8年経った現在、主要都市では復興の兆しが見えているが、依然、地方の経済や治安などは厳しいままとなっており、未帰還兵などの問題も残る。また、一部の権力者や有力者などによる職務や地位を悪用した政治腐敗や不法行為が社会混乱に拍車を掛け(人災)、政治に対する国民の不満や不安定な社会を背景とした過激派による治安問題も大きい。

    その実態は、およそ公には出来ない非人道的な兵器・装備をもって戦術を行う部隊であり、残酷な人体実験や兵器実験も行なわれていた。帝国に打診された帝立科学研究所が主導したが、そこには自身の永続化を望むカウプランの思惑もあった。停戦後も非公式部隊ゆえにこの部隊群の所属者は「存在しない」ため軍への復帰が認められず、社会外に放逐され、それがランデルのように各地を放浪したり、958CTTのように野盗団へ身を落とさざるを得ない者たちを生んだ。

    少尉以上の将校(士官)は基本的に貴族のみで構成されている。戦時中、将校の不足を補うため平民でも士官学校に入学できる「平民採用制度」が施行されていた(ハンクスなどはこの時期に卒業・任官している)が、停戦後に廃止され、その時点で士官学校に在学中だった平民出身者(オレルドやマーチス、ラーン)は将校でも下士官でもない「准尉」という階級に留め置かれている。

    平民とは一線を画す存在で、国家行政を一手に担っている。ただし貴族と一口に言っても、領地を持っている者から安アパート暮らしまで様々。貴族としての義務を果たそうとする者もいれば、地位・特権を利用して悪事を行う者もいる。勢力としては後者が圧倒的多数で、特に悪人とは言えない(「個人」としては善良な)者でも平民は人間ではない(人間は貴族だけの意)という思想に貴族階級全体が染まりきっていてその事に自覚が無い。そのため、 ノブレス・オブリージュ を果たそうとする者の方が逆に奇異な目で見られる始末。

    共和国に対する敵意が強い陸軍の中でも特にそれが酷い傾向があり、例えば「左回しのネジが最初に共和国で発明されていたら、帝国は右回しのネジを開発しただろう」などといわれる。重要部品に関してはほとんどカウプラン博士の特許技術が幅を利かせているため、カウプラン機関からの資料提供を受けてから開発している。マルケイユ伯爵が開発室の副室長を務めている。

    帝国陸軍では 戦車 を単なる兵器ではなく 騎士 の代用品と考えており、戦車の乗員(特に車長)は「貴族・貴族の血縁者・貴族から許可された者」しかなれない。また、「平民が団結して貴族を倒す様を連想させる」「戦車が 地雷 等の安価な兵器で破壊されると貴族の権威が落ちる」との理由で多人数で運用する 対戦車砲 等の 対戦車兵器 の開発は公には行われていない。

    あくまで本分は帝国における陸軍であるが、情報部は国家公安も兼ねる立場となっているなど権限はかなり大きい。政治面でも国政が武力と直結しており、警察権力は軍部によって抑圧されている。組織体系として完全な縦割りであり、たとえ同一の目的があっても他部署に対して非協力的であったり、時には弱味を握ろうと動いたりしている。